バイクで一人旅をする事が好きなんだが、何が楽しいんだろ?って考えてた時に、こんな言葉を見つけた。
僕がここに住んでるうちはね、
自分で綺麗だと思うものはなんでも僕のものさ。
その気になれば、世界中でもね。
そうだな、
何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。
僕は見るだけにしてるんだ。
そして、立ち去る時にはそれを頭の中へしまっておくのさ。
僕はそれで、かばんを持ち歩くより、
うんうんといいながら運ぶよりも、ずっと快適で楽しいね
ムーミンに出てくるスナフキンの名言。
きっと抽象的でもっと意味のある言葉なんだろうけど、深読みせずに単純にこの言葉が好きである。
僕自身、ホントにこんな感じで旅をしている。
一人だろうと団体だろうと旅する時には写真を撮ってくる訳だが、ほとんど風景だけ。
その風景写真を大きなパネルにして…なんて、ほとんど思った事が無い。
写真を撮る技術がヘタクソだし、やっぱスゴイって感じた景色は直接自分の目で見たものが、一番な訳で。
よく本なんかで素晴らしい景色を見ても、実際に見に行くとイマイチだったり。
ま、それは季節や時間のタイミングとか写真技術とか、イロイロあるからね。
その感動そのままを写真に収められれば良いのだけども、やっぱ写真技術のヘタクソさでメモ程度な感覚でしか残せない。
自分はスナップ写真を撮らないで有名?なんだが、頭の中に焼き付けておく、コレが一番の思い出になると思ってます。
でもね…
子供の頃のスナップ写真、これはこれで本当にありがたい。
両親に感謝。
色んな所に連れてってもらってました。
幼稚園の頃なんて、ドコに行ったかなんか覚えて無いし、小学生の時だって、山に行った、湖に行った、海を渡ったって記憶しかなくて、そこがどんな地名なのかは全く関係が無い。
大人になって、ドコドコは子供の頃に連れてったげたがねとか言われてもピンとこないんだけども、景色とか何があったとか話されると、あぁ、アソコかって感じで思い出されてくる。
そういう意味では、旅のスナップ写真は必要なんだよな…
今年の夏、今度はドコの景色を頭にしまいこみに行こうかな。
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