香川で起こった受精卵取り違えたかも中絶の話、ホント、悩ましい話です。
病院は、是非とも被害者さんに納得できるだけの責任を取っていただきたい。
医師は、これを反省に"絶対"に近いくらいのノーミスで今後は治療していただきたい。
全国の病院・医師も、これを機に、二度とこんなケアレスミスを絶対に起こさないよう対策していただきたい。
で、この事例の医師さん、何故にこの夫婦に人工授精を?
他所の病院で不妊治療1年、きっと紹介状を受けてなのか、すぐに人工授精の治療をなさったようですけども…
人工授精って、かなりの奥の手だと思うんですけども、不妊治療1年で取り掛かってしまって良いほど、軽い治療なのか?
20代でしたよね?
その治療に踏み込むには、急ぎ足すぎじゃないのかと思う。
御夫婦さんの事情もあるんだろうけども、その治療に踏み込むには焦りすぎなのでは?
まだまだ時間的にも肉体的にも、自然妊娠のチャンスはあったんじゃないのか?
その決断をした御夫婦さんも、もう少しゆっくりとする事は不可能だったのか?
自分は再婚をしてるんですが、以前の結婚の時に不妊治療でちょっとしたトラブルがありまして。
産婦人科さんも我々も浅はかだったと思うんですよ。
お互い20代で7月に結婚をして、10月には排卵誘発剤?で妊娠、多胎の為、その後イロイロあり、残念ながら流産って結末な事がありました。
子宮筋腫で妊娠"しずらい”状況と言えども、妊娠する可能性が全くゼロではないのに、20代の夫婦・結婚数ヶ月で行う治療だったのか?
妊娠に対しては我々患者はシロウトなんだから、産婦人科の先生が患者の焦る気持ちとかもコントロールしてくれなきゃと思う。
まぁ、自分はデカい代償を払った事があるから、新しい治療に踏む込みたいって焦りは絶対に禁物だなと思えるんだけども、そういう精神面もコントロールしてくれる先生にめぐり会えるかどうかってのも、運なんだろうなと思う。
その時の先生をどうこうしようとかは全く思わない。
まぁ、我々とは呼吸が全く合わなかったんだなと…
そこで出産された方にとっては、その先生はありがたい存在・良い医師ですから。
まぁ、どんだけかのミスってのは誰にでもある訳で、そのかなり低い確率がウチに当たってしまったんだなと…
割り切れない気分もある訳だが、自分達にも焦りがあり自制が利かせれなかった落ち度は間違いなくあるんだし…
今の僕ら夫婦は、お互い四捨五入すれば40代な訳で、タイムリミットも近づいて焦りもあるって事は否定しない。
でも僕は、焦りからの判断は絶対に出さないようにするつもり。
悪い言い方かもしれんが、ダメでも良いじゃんを前提に判断しようと思ってる。
子供は本当に欲しいんだけどね、子供の居ない幸せも絶対に無いとは思わないからさ。
と言いつつ、次の段階に進めて行動を始めたし、踏み込むからには、これは是非とも成功させたいと思ってるんだけどね。
被害にあわれた御夫婦さん、ホントに心苦しく、何と言えば良いのかわかんないけど…
軽い言葉に聞こえるかも知れんのだけども、「まだまだチャンスはあるから次に進もうよ」と。
今回、人工授精を行った医師さん、ホントに反省をして、次回からのミスを限りなくゼロに近づける努力を怠らないことを切に願う。
人工授精を施してくれる病院・医師ってのは、全国的に人数は限られてるはず。
何件も人工授精を成功させてくれてる先生です、不妊に悩む方々には貴重な存在である事には間違いない。
是非とも、不妊に悩む方々にとって良い医師と呼ばれる存在であって欲しい。
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