広陵監督「判定ひどすぎ」/夏の甲子園
http://news.goo.ne.jp/article/nikkan/sports/p-bb-tp5-070823-0002.html広陵高校の監督が怒ってます。
が、そんな事、絶対言ってはイカンだろ!
>「ストライク・ボールで、あれはないだろうというのが何球もあった。
>もう真ん中しか投げられない。
>少しひどすぎるんじゃないか。
>負けた気がしない。
>言っちゃいけないことは分かっている。
>でも今後の高校野球を考えたら…」
こんなの、草野球レベルで負けた後にヤケ酒飲みながら吐く言葉だよ。
高校野球の監督が言う言葉じゃないよ。
本当に残念だ。
>「あの1球は完ぺきにストライク。
>ウチでは審判の判定にどうこう言う教育はしていない。
>その子が言ってくるんだから。
>キャッチャーは『どうしたらいいですか?』という顔をしていた」
ならば、そこで抗議に出たり、間合いを取ったりしたりする事は出来なかったのか?
俺も、あの1球、確かに素晴らしい球を投げ込んだと思う。
打者も、ストライクと言われても文句は言えない。
でも、投手だって審判によってはボールって言われても全然おかしくはないコース。
審判のクセを考えた配球、このレベルの野球やってて、教えてないって事は無いだろうに。
あまりに偏った判定をしてたとも思えないし、草野球ほどストライクゾーンが動いてるとも思わない。
審判の判定にどうのこうの言う教育はしてないのなら、黙ってなきゃいけないんじゃ?
全球調べて、1球1球の判定を見直したら、もしかしたら広陵高校が得してたかもしれない。
ま、もちろん佐賀北高校よりの判定が多かったかもしれない。
あの1球がストライクでも2ストライク3ボール、次の球が外れて結果が同じだったかもしれない。
あの1球を敗因とするのはいかがなものかと?
それまでの残塁の山、本塁憤死の数、いや、それ以上に佐賀北高校の粘り強さが広陵高校の敗因だったんじゃないのか?
あの場面でホームランを打った打者、敗軍の将でも、コレは絶対に褒めなければならないはずだ。
審判を味方につける、コレ、当たり前の兵法じゃないですか?
俺は少なくとも、どんなスポーツでも、そう思ってる。
味方につけなくとも、敵に絶対に回さない。
草野球やってると、必ず審判に喰ってかかる子が居たりするんだが、あぁ、勝手に損こいとるな、アホやなと思ってみてます。
幸い、ウチのチームではそんなに多くない。
ま、ゼロではないですが…
脅すような言葉や態度で判定が変わってしまう審判も、どうしたもんだと思ったりしますが、そんな事しても8割は損な方に傾きますから。
>「子どもたちは命を懸けてやっている。
>審判の権限が強すぎる。
>高野連は考えてほしい。
>これで辞めろといわれたら監督をやめる」
ま、確かに言いたい事もわかるし、クレームをつけたいのも判る。
これで辞めろと言ったら高野連もクソだ。
ただ、ココで広陵高校の監督、いわば学校の先生が発する言葉としては、いかがなものかと?
この発言だったら、広陵高校の選手、その親族関係者、学校関係者、広陵高校を応援していた人々、絶対に「審判のせいで負けた」と不満と未練しか残らないんじゃないだろか?
ココで広陵高校の監督が発すべき言葉は、そんな生徒や周りの人々の不満や未練を断ち切る言葉だと思うのだが…
ましてや、全国屈指の伝統もある強豪校を指揮する監督という立場なんだから。
>広陵高校の野村投手は
>「狙った所には投げた。思い切って投げたので、悔いはない」
>と話すにとどめた。
野村君は大人です。
プレーヤーなら、その心意気です。
ホントに言葉通りに、不満と未練を残さないで欲しい。