FCバルセロナが世界一になった。
クラブワールドカップ(トヨタカップ)の決勝戦、超難産なタイトルでした。
特に前半、審判のクセと言うか、タックルの基準がテレビで観ててちょっと意味不明。
まぁ、ピッチレベルでは、体の入れ方とか、バルサの選手とエストゥディアンテスの選手の何かが違ってたんだろうけど。
って言うか、ジャッジが不公平だたっとは思わないし、思いたくも無い。
エストゥディアンテスの選手は開始5分で審判の基準のクセをつかみ、バルサの選手は後半になってようやくクセをつかみはじめてたって思ってる。
それにしても前半、バルサをシュート1本に抑えたエストゥディアンテスの守備、戦術、見事でした。
今シーズンのバルサは、ズラタン・イブラヒモビッチと言う最前線でポストが出来、キープも出来、アクロバティックなプレーも出来ちゃう選手がいるんで、引きこもって亀守備は効きませんからね。
それにしてもズラタン、面白いわ。
テコンドーをやってた(やってる?)らしく、キックのバリエーションが面白すぎる。
かつてヨハン・クライフ御大が「テクニックの無い選手としては上手、テクニックの有る選手としては下手」と称してましたが、今の見解はどうなんでしょうね。
ワールドカップで見たかったですが、スウェーデンは出られへんので残念です。
ま、スウェーデン代表じゃ、あそこまでアクロバティックなプレーもせんか?
スランプになってメディアに叩かれた時に、ちゃんと大人な対応してくれるかは甚だ心配ですが、それまではズラタン、思う存分、魅せるプレーを見せて欲しいもんです。
バルサにはペドロという超ラッキーボーイが居て助かりました。
2009年にやった大会全てでゴールとは、ツキ方がハンパありません。
クラブワールドカップの通算100ゴール目と言うメモリアル弾も決めましたし。
実力もあるとも思うんですけどね、実力があってもナカナカそんな記念的な結果なんて出せるもんでもないですし。
これまたバルサのカンテラーノ(下部組織、いわばユース)です。
これまたカンテラーノのボージャンが出場時間が減ってしまって心配だ。
さて89分間、まんまと試合を運んだエストゥディアンテス、さすがにガクリと来てましたね。
89分て。
ベロン、その気になれば、まだ欧州トップリーグでも通用しそうやな。
まぁ、年間通して、あのコンディション、あのプレーを続けるってのは無理なのかな?
ワールドカップにも出そうだし、ベロンの最後の花道になるのかな。
さて我らがメッシ、何ですか?最近の神の領域。
CWC準決勝では、途中交代して最初のプレーでゴール。
で、決勝も延長戦での決勝ゴール。
しかも、メッシの泣かせるのは、どこでも所属してるチームにタイトルを渇望し凄く忠誠を示すやないですか。
バルサはもちろん、オリンピックの時のU23アルゼンチン代表も、アルゼンチンのフル代表の時も。
今回の延長戦決勝ゴール、そんなメッシが決めたのは胸でのシュート。
そんな忠誠心溢れるメッシがエスクード(胸のエンブレム)で世界一を決めるなんてね、もうね、涙もんですよ。
歳取って、涙腺が緩くなってきてるんかもしれませんが。
いまだ22歳のメッシ、これからどんだけの鳥肌を立たせてくれるんでしょうか。
昨シーズンのベルナベウ・クラシコで見せたカピタン(キャプテン)・プジョルのカタルーニャ旗配色のキャプテンマークにキスとか、ああ言うのはたまんないね。
あぁ、クラブLOVEなんだって感覚がたまんないです。
このクラブを応戦してて良かったって思えます。
FC岐阜にもクラブエンブレムにキスして、それが似合う選手が出てくることを祈ってますし、それが似合うクラブに愛され育って欲しいもんです。
PR