【竹田聡一郎コラム】理想と現実のはざま、J2はどこへ行く?
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ん~、サッカーのリーグ戦ってそう言うもんじゃない?
スペインだって、イングランドだって、イタリアだって、どこの国のリーグも最下位争いはそんな感じくらいだと思うけど?
で、首位争いは独走。
セレッソ大阪やベガルタ仙台のJ2で独走、当たり前じゃん。
どちらもJ1で何年間も戦えるだけの戦力・財力持ってますもん。
いつまでもJ2に居ては困ります、特に日本代表も抱えるセレッソ。
ちなみにFCバルセロナ
05/06 25勝7分6敗(1位) 最下位 マラガ 5勝9分24敗
06/07 22勝10分6敗(2位) 最下位 ジムナスティック 7勝7分24敗
07/08 19勝10分9敗(3位) 最下位 レバンテ 7勝5分26敗
08/09 27勝6分5敗(1位) 最下位レクレアティボ 8勝9分21敗
やはり優勝する時は圧倒的な数字なりますよ。
さらにトップリーグではない2部のJ2、チームカラーって言うか、財力の差はかなり激しい。
当然、差がつくに決まってる。
確かに現行の降格のないJ2には、第3クールになると、何にモチベーションを持つべきか難しいチームも多くなると思う。
だからと言って日本のプロ野球みたいに、全チームがイーブンですよって主張する必要はないんじゃない?
現実的にチーム力(特に財力)に差があり、集まる選手・スタッフに決定的な差があるんですから。
素直に、財力の無いチームは無名の選手を活躍させて高く売る、財力のあるチームは活躍してる選手を集めてチームの勝率を上げる、それこそ健全だと思うけど。
売る側なのか・買う側なのか、それともそれとは違うチームカラー(戦略的にわかり易い等)をハッキリしない中途半端なチームってのは、どこの国のリーグでも、どうしても人気が中途半端になりかねないんじゃないでしょうか?
現在のFC岐阜のポジションはハッキリしている。
Jリーグ参戦が浅く、財力も無く実績のある選手が雇えず、まだまだガムシャラだけを表現出来れば良い。
ま、それも3年目の来年までですけど。
4年も居てJ1昇格の為のビジョンが見えてこないとね、いつまでたってもJ2の万年10位争いなチームになってしまいそう。
降格争いのあるJ2、確かに緊張感が上がるんで楽しみでもあります。
だけど、弱いチームが本当に弱くて悲観する必要は無いはずです。
悲観すべきは、強いチームが中途半端なのが困ります。
今なら、鹿島・浦和・G大阪・川崎F、もっともっと圧倒的に強くなってください。
スペインならバルサとレアルマドリみたいな2強、イングランドはマンU・チェルシー・アーセナル・リバプールのビッグ4、イタリアもインテル・ユヴェントス・ミランの3強。
圧倒的な差を見せ付けてくれてます。
圧倒的な強さから、圧倒的な人気が出て、圧倒的な予算が組める。
まずはJリーグにも、そんなクラブが出来て常にリーグを引っ張ってくれなきゃ。
下位の事より上位の中途半端さが悲観的に感じてます。
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